子供からお年寄りまで愛され続けて35年。鰹と昆布が香るあっさり味と、豚骨、鶏ガラが濃厚なこってり味、2種類の出汁を選べる沖縄そば
私にとって沖縄そばのスタンダードは「与那原家そば」。与那原にはおじいちゃんおばあちゃんが住んでいたので、幼少期から与那原そばを食べて育ちました。だから、東京で食べる沖縄そばはな〜んか違うな、とずっと違和感を感じていました。東京で食べる沖縄そばはしょっぱいだけ…。大人になり私自身も沖縄に住むようになり、いつでも与那原家の沖縄そばを食べれるようになりました。嬉しい。与那原家は、あっさり味とこってり味を選べるのが特徴。店内は子供からお年寄りまで、幅広い層に人気の沖縄そば店です。
駐車場は店舗裏に有り、車でのアクセスも安心。灰皿は店舗出入口付近に設置されてました。現在は店内は禁煙になったのかもしれないですね。
与那原家には大きな水槽があります。子供の頃はとても巨大に見えた水槽も、大人になると感動が薄れてしまっていて少し物悲しさを感じました。水槽には与那原海岸でもよく見かけるルリスズメダイや、クマノミが泳いでいます。少年時代を懐かしみ、水槽前のカウンター席で沖縄そばを食べることにしました。
メニューは定番の沖縄そばから、ボリューム満点のカツ乗せ創作そばまで、バラエティ豊かなラインナップ。昔は大きなワタリガニが乗っていた海鮮沖縄そば(浜そばだったかな?)があったと思うのですが、今は廃盤メニューになってしまったよう。幻の思い出メニューになってしまいました。昔は329号線沿いは海でした。現在は街の開発で埋め立てられ、東浜ニュータウンが出来て立派な街に。与那原町も発展してます。
あっさり味の軟骨ソーキそば(並)を注文。与那原家の人気No,1そば。見てください、軟骨ソーキのプルプル感。コラーゲンたっぷり。歯を使う必要がない。トロけるように喉を通っていきます。味付けもいい。名護の魚鉄と同様に、まさしく沖縄の郷土料理といった味付け。ひと口頬張れば、幼少期の思い出が蘇る思い出の味。
コーレーグースーは泡盛の香りが強め。そばやソーキの引き立て役としておすすめの調味料。泡盛が苦手な人にとっては、この風味は合わないかもしれません。与那原屋のコーレーグースーは個人的には好み!サンエーとか、かねひでで販売してくれないかな。以上、与那原町の「沖縄そば専門店 与那原家」でした。ありがとうございました。