期待を遥かに超える味。昆布出汁のパンチ力!名護に行ったら絶対に食べるべき沖縄そば
最初に言っておこう。宮里そばの沖縄そばは、見た目以上にインパクト大。誰しもの期待を超えるパワーがある沖縄そば。初往訪は閉店間際の夕方。この時間帯は比較的空いていた。ランチタイムは地元民と観光客に人気で、行列必至。15時−17時頃は比較的空いているので狙い目。駐車場は店舗裏にあり、店内へは駐車場側の裏口と正面口どちらからでも入店可。店内禁煙で、正面口と裏口どちらにも灰皿が設置してある。喫煙者は店外で一服を。
店内は広め。こんなに席数があり写真撮影時は空席が目立つが、お昼時はあっという間に満員になる。行列に並ぶ際は店舗裏口側から。ウェイトレスのおばあと、赤いチェックのテーブルクロスの組み合わせがなんとも可愛らしい。
宮里そばは券売機システム。メニューは8種。これが全て。少数精鋭の選抜メニュー。そして宮里そばの注目ポイントは、この安さ!
ソーキそば 600円
三枚肉そば 600円
こんぶそば 400円
初往訪時はこの値段に驚いたのと同時に、若干困惑もした。だって安すぎる飲食店ってハズレが多いから。個人的にあまり良い思いをしたことがない。今回もあまり期待しないように気持ちを整え、ソーキそばを注文。
ソーキそばがテーブルに届きました。器小さめだし量が足りない気がする、って正直なところ思いました。おなかペコペコなので、とにかく麺からすする。続けてスープもすする。
えっ?
やばっ、うまっ。すごくおいしい!
昆布の風味と旨みが押し寄せてくる!
めちゃくちゃエッジの効いた沖縄そばだ。
一口食べて宮里そばの虜に。麺の量も思ったより多かった。大人男性も納得のボリューム。このソーキそばが600円か…ありえない!コスパ最強。サービス精神旺盛にも程がある。このそばのクオリティは価格を圧倒的に超えてしまっている。
麺は製麺所の麺かオリジナル麺か分かりませんが、スープとの絡みも良い。スープは一般的な沖縄そばと同じ鰹と昆布の合わせ出汁。しかし、昆布がかなり強め。ソーキの肉塊っぷりも豪快。昆布本体も自分が主役と言わんばかりに丼のセンターポジション。色々と想像を超える最高の一杯。
後日談となりますが、宮里そばをネットで調べたら実は相当な有名店のよう。取材拒否店のため情報はあまり出ておらず、知る人ぞ知る沖縄そば屋さん。初来店時の私の浅はかな先入観は、全てひっくり返りました、心からお詫び申し上げます。お見それしました。「好きな沖縄そば屋は?」と聞かれたら、間違いなく宮里そばと即答。たった一杯で宮里そばの大ファンになりました。
これは別日に食べたカレーライスとそば(小)。昭和世代にとって黄色いカレーって懐かしさを感じる。そばは(小)でも昆布はしっかり鎮座されています。拝まなきゃ。宮里そばの特長はとにかく「昆布が主役」。昆布の旨味と味わいを存分に楽しんでください。
以上、名護の「宮里そば」のご紹介でした。ありがとうございました。